【工事不要】ホームルーターの仕組みと製品例
「光回線の工事、申し込んだのに1ヶ月待ち……」
「家の中に業者を入れるのはちょっと抵抗がある」
そんな悩みを抱えているならホームルーターを検討しましょう。
仕組みはとてもシンプルで、難しい設定もありません。
この記事では、ホームルーターがネットにつながる仕組みをわかりやすく解説し、ドコモやソフトバンクなどの代表的な機種も紹介します。
おすすめは安定して高速な光回線ですが、「自分の生活スタイルに合うかな?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ホームルーターの仕組み|イメージは「大きなスマホ」
ホームルーターはスマホと同じ電波を使って通信するため、工事不要でコンセントに挿すだけでインターネットが使えます。
仕組みは「大きなスマホ」とイメージするとわかりやすいでしょう。
光回線のように電柱からケーブルを引き込む必要がなく、機器が届いたその日からWi-Fi環境が整います。
外の基地局から飛んできた電波をキャッチし、家の中で使えるWi-Fiに変換して飛ばしています。
また、ホームルーターは大きなアンテナを持っており、コンセントから常に電気を得ているため、スマホよりも通信が安定しやすく、バッテリー切れの心配もありません。
スマホと同じ電波を使うから工事が不要
ホームルーターは基地局からの「電波」を使って通信するため、面倒な開通工事を一切待つことなく、手軽にインターネット生活を始められます。
[基地局とは?]スマホやホームルーターに電波を届けるための、街中にある大きなアンテナの施設です。ビルの屋上や鉄塔などに設置されており、そこから端末へ電波を発信しています。
壁に穴を開けたり、業者を家に入れる作業はありません。
スマホがどこでもつながるのと同じ仕組みでインターネットを利用できます。
届いたその日から使える手軽さが、最大のメリットです。
外の電波をキャッチしておうち用に変えている
ホームルーターは、外の基地局から飛んできた電波を「Wi-Fi」に変換してくれるため、スマホだけでなくパソコンやゲーム機など複数の端末を同時にネットへ接続します。
箱(ルーター)の中で起きている流れは、以下の3ステップです。
- 窓際などで外の電波を受信する
- 家の中で使えるWi-Fiに変換する
- スマホやPCへWi-Fiを飛ばす
「家の中の小さな基地局」のような役割をホームルーターが1台で担うおかげで、家族みんなでネットを楽しめます。
スマホより専用アンテナが強いから通信が安定する
ホームルーターは高性能なアンテナを内蔵しているため、スマホのテザリングよりも電波を拾う力が強く、部屋の隅々まで安定したWi-Fiを届けます。
据え置き専用の設計なので、小さなスマホとはパワーが段違いです。
「テザリングだと途切れやすい」「お風呂場だと電波が弱い」といった悩みも、ホームルーターなら解消します。
コンセントからの給電だからバッテリー切れがない
ホームルーターは常にコンセントから電気を取り続けるため、映画視聴やテレワーク中でも、バッテリー切れや発熱による速度低下の心配は不要です。
スマホのテザリングは電池の消耗が激しく、長時間使うと本体が熱くなり速度が落ちます。
ホームルーターなら排熱性能も高く、24時間つけっぱなしでも快適な速度を維持します。
光回線との違いは?「道路」で例えるとわかるメリット
光回線とホームルーターの大きな違いは、「工事の有無」「通信の仕組み」「引っ越しのしやすさ」の3点です。
| 項目 | ホームルーター | 光回線 |
| 工事 | 不要 | 必要 |
| 使えるまで | 届いた日から | 2週間〜1ヶ月 待ち |
| 道路のイメージ | みんなで使う 道路 | 自分専用の 道路 |
| 速度・安定性 | 時間帯次第で 混雑 | 常に安定して 速い |
| 引っ越し | 住所変更のみ | 撤去・開通工事が 必要 |
ホームルーターは工事不要ですぐに使えますが、光回線は開通まで数週間の待ち時間が発生します。
通信速度は「専用道路」を持つ光回線が安定していますが、ホームルーターも「みんなの道路」を使いながら十分な速度を出します。
また、引っ越しの際もホームルーターなら住所変更だけで済むため、面倒な手続きが不要です。
工事の有無:待たされるかすぐに使えるか
ホームルーターは機器が届けばすぐに使えますが、光回線は開通まで2週間〜1ヶ月の待ち時間が必要です。
光回線は、物理的なケーブルを家の中に引き込むため、状況次第では業者による立ち合い工事が入ります。
3月や4月などの繁忙期には、予約が取れずさらに待たされるケースもありますが、ホームルーターなら端末が届いたその日にコンセントに挿すだけで完了です。
速さの違い:「専用道路」か「みんなで使う道路」か
光回線は「自分専用の道路」を通るため高速ですが、ホームルーターは「みんなで使う道路」のため混雑時に速度が落ちます。
光回線は有線ケーブル(専用道路)を使うため、周りの影響を受けにくく常に高速です。
対してホームルーターは無線(みんなの道路)をシェアするため、夕方や夜間など利用者が多い時間帯は「渋滞」が起きる仕組みです。
安定性と通信速度を重視するなら、光回線を選べば間違いありません。
引っ越しの時:住所変更だけでそのまま使える
ホームルーターはWebで登録住所を変更するだけで使えますが、光回線は移転工事や撤去作業が必要です。
光回線の場合、引っ越すたびに「今の家の撤去工事」と「新しい家の開通工事」の手配が必要になり、費用も手間もかかります。
事前のエリア確認は必須ですが、ホームルーターなら本体を新居に持っていき、マイページで住所を変えるだけで手続きは完了です。
どんな機種がある?代表的な2つのホームルーター
ホームルーターにはいくつか種類がありますが、代表的なのは「docomo home 5G」と「SoftBank Air」の2つです。
どちらも工事不要で使える点は同じですが、通信速度と安定感を重視するならdocomo home 5Gを検討しましょう。
スマホとのセット割やキャンペーンで安さを重視するならSoftBank Airがおすすめです。
docomo home 5G:高速通信が魅力のモデル
docomo home 5Gは、ドコモの高品質な回線を使用しているため、速度とつながりやすさを重視する方に最適です。
スマホと同じ「プラチナバンド」に対応しているので、ビルの陰や山間部などでも電波が届きやすく、通信の安定感はトップクラスです。
[プラチナバンドとは?]「プラチナ」のように希少価値が高い、特別な電波です。コンクリートの壁を通り抜けたり、建物の裏側に回り込んだりするのが得意なため、屋内や地下でもネットがつながりやすい電波です。
「動画が止まるのは嫌だ」「仕事で使うから安定させたい」という人はdocomo home 5Gがおすすめです。
SoftBank Air:長年の実績と手軽さが人気のモデル
SoftBank Airは、ソフトバンクやワイモバイルのスマホとのセット割引があるので、毎月の通信費を抑えたい方におすすめです。
最新機種のAirターミナル5では5G通信にも対応しており、日常使いでは十分な性能です。
[5G通信とは?]「4G」の次世代にあたる、最新の通信規格です。これまでの4Gに比べて通信速度が圧倒的に速く、多くの機器を同時につないでも遅くなりにくい通信方式です。
また、他社からの乗り換えキャンペーンやキャッシュバックなどが充実しています。
「とにかくコストを抑えて、お得にネットを使い始めたい」という人はSoftBank Airを検討しましょう。
あなたの生活で使える?やりたいこと別の相性診断
| やりたいこと | ホームルーター |
|---|---|
| オンライン会議 | 〇 |
| 高画質動画視聴 | 〇 |
| オンラインゲーム | △ |
ホームルーターは、Zoom会議などオンライン会議は問題なく利用できます。
また、動画の高画質再生も可能なので普段使いは快適です。
ただし、オンラインゲームなど回線の安定性と速度を重視する場合は光回線を検討しましょう。
ネット回線で何をやりたいのかを考えて契約すれば間違いありません!
【在宅ワーク】Zoom会議やチャットは利用できる
ホームルーターは通信速度が十分にあるため、ZoomなどのWeb会議やチャットツールも問題なく利用できます。
ホームルーターのスペックがあれば、音声の途切れや画面停止もほとんどなく、スムーズに会話ができます。
ただし、重要な商談の時などは、念のためLANケーブルで有線接続するとより安心です。
【動画視聴】高画質動画もスムーズに再生できる
ホームルーターはダウンロード速度が速いため、YouTubeやNetflixなどの高画質動画もスムーズに再生できます。
スマホで見るような標準画質はもちろん、テレビの大画面で見る高画質な映画でも、読み込みで止まることは少ないです。
家族みんなで同時に動画を見たり、4Kなどの超高画質を見たりする場合は、夜間の混雑時に少し読み込み時間がかかる可能性はあります。
【オンラインゲーム】一瞬を争うゲームには不向き
ホームルーターは応答速度(Ping値)が遅くなりやすいため、FPSや格闘ゲームなど一瞬を争うジャンルには向いていません。
データのやり取りにほんの少しの遅れ(ラグ)が生じるため、「撃ったはずなのに当たっていない」「キャラクターがワープする」といった現象が起きやすくなります。
どうぶつの森やRPGのようなゆったりしたゲームなら遊べますが、勝ち負けにこだわるゲーマーの人は光回線を選びましょう。
「なんか遅いな」と思った時に試す置き場所のコツ
通信速度が遅い、つながりにくいと感じたときは、ルーターの置き場所を変えるだけで改善することがあります。
以下の3つのコツを意識して、設置場所を見直してみましょう。
- 窓際に置く: 基地局からの電波をキャッチしやすくなる
- 床ではなく高い場所に置く: 家具などの障害物を避けて部屋全体にWi-Fiを飛ばす
- 家電から離す: 電子レンジや水槽は電波を邪魔するため距離を取る
見た目を気にして、棚の中やテレビの裏に隠すのは絶対NG!ルーターは一番目立つ場所に置くのが、快適に使う秘訣です。
契約から使い始めるまでの3ステップ
申し込みから利用開始までは非常にシンプルです。
光回線のような面倒な日程調整や、複雑な設定は必要ありません。
- エリア確認と申し込み: 公式サイトで自宅がエリア内か確認し、申し込みます。
- SIMカードを入れる: 端末が届いたら、付属のSIMカードを本体に差し込みます。
- コンセントに挿して接続: 電源を入れ、スマホやPCにパスワードを入力すれば完了です。
「機械の設定は苦手……」という方も安心してください。新しいスマホを買った時の初期設定より、ずっと簡単ですぐに終わりますよ!
まとめ
ホームルーターは「工事不要」で「そこそこ速い」、バランスの良いネット回線です。
仕組みや特徴を理解して選べば失敗はありませんが、安定した高速回線を求めるなら光回線を検討してください。
- 建物の構造上、光回線を引けない
- 引っ越しが多い職種
- すぐにネット回線が必要
など、どうしても光回線を引けない環境ならホームルーターが活躍しますが、工事可能なら光回線をおすすめします。
- 工事ができるなら「光回線」
- 工事不可・急ぎならホームルーター
利用したい内容や環境に応じて、適切なネット回線を選ぶようにしましょう。
もし不明点や気になることがあれば公式LINEをご用意しておりますのでご連絡ください。


