スマホの月額料金が高い原因トップ5|請求書のここを疑うだけでOK
「スマホ料金、なんだか高い気がする…でも何が原因なのか、いまいちよくわからない」
そう思いながら、自分も5年以上、同じプランをそのまま放置していました。請求書を見直して、ようやく原因がわかったのは去年のことです。
結論、スマホ料金が高くなる原因は、たった5つに絞られます。1つでも当てはまったら、見直すチャンスです。逆に、この5つを順番にチェックするだけで、自分の損ポイントは特定できます。
この記事は、専門家でもFPでもなく、自分の請求書を見直して原因を特定した一般ユーザーの目線でまとめました。最初は何を見ればいいかすら分からなかった自分が、結果的に月4,000円以上下げられた経験を、同じように高いと感じている方に役立てばと思って書いています。
- スマホ月額料金の平均と、自分の請求書との比べ方
- 料金が高くなる5つの原因(どれか1つは当てはまるはず)
- 自分の原因を5分で特定する3ステップ
スマホ料金の平均はいくら?まずは自分の請求書と比べる
結論からいうと、スマホ1台あたりの月額平均はおよそ6,000〜8,000円前後と言われています。
総務省の家計調査でも、二人以上世帯の通信費は月1万円を超えており、その大半をスマホ代が占めている状況です。
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を使っている方は、平均より高くなりやすい傾向があります。逆に格安プランの方は、月3,000円前後に収まっているケースが多いです。
正直、自分も月7,200円を5年以上ずっと払い続けてました。「平均くらいでしょ」と思い込んでて、まさか中身が10年前のプランのままだとは…請求書をちゃんと開いたのは去年が初めてでした。
もし自分の月額が6,000円を超えているなら、見直しの余地が高いです。次の章で5つの原因をチェックしてみてください。
- スマホ1台の月額平均は6,000〜8,000円が目安
- 大手キャリア利用者は平均より高くなりやすい
- 6,000円を超えていたら見直しの可能性大
月額料金が高くなる5つの原因
自分の請求書を見直してわかった「料金が高くなる原因」は、突き詰めるとこの5つでした。
10個も20個も並べると結局どれが効くかわからなくなるので、効果の大きい順に絞ってあります。
原因①:プラン放置(昔の高いプランをそのまま使っている)
もっとも多く、もっとも金額の差が大きい原因です。
ここでいうプラン放置(昔のプランをそのまま契約し続けている状態)とは、たとえば「カケホーダイ+データ◯GB」のように、5〜10年前に契約したまま見直していないケースのことです。
当時は安く見えたプランでも、各社がオンライン専用プラン(スマホで申し込み・管理する低価格プランのこと)を出した今では、同じ使い方でも月3,000〜4,000円安くなることが少なくありません。
私の場合、同じドコモ系のahamoに変えるだけで月4,230円下がりました。電話番号もそのまま、店舗にも行かずネットで30分。「もっと早く見直せばよかった」と本気で思いました。
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キャリアを変えずに、いまのプランだけ手早く見直したい方はこちら。電話番号もそのままで月3,000円下げる現実的な手順をまとめています。
「ahamo・LINEMO・povoって結局どう違うの?」という方は、初心者向けに3社の特徴を並べた比較記事をどうぞ。
ドコモユーザーで「プラン放置」が原因の方は、ahamoに変えるだけで月3,000〜4,000円下がる可能性が高いです。電話番号もそのまま使えます。
原因②:データ容量が実態より大きすぎる
データ容量(月に使えるインターネット量。「ギガ」とも呼ばれます)が、自分の使い方より大きすぎるケースです。
「念のため無制限にしている」「20GBプランだけど、いつも5GBも使っていない」という方は、まさにここで損をしています。
請求書で「データ通信」の項目を見て、自分が実際に使っている量と契約量にズレがないか確認してみてください。
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「ギガ、余ってる気がする…」と感じた方は、まず容量別の料金イメージを下の記事で見比べてみてください。月1,000円下がるラインが意外とすぐ見つかります。
SNSと電話くらいしか使わない方は、シンプルで安いプランに絞ったほうが満足度が高いです。年代別の選び方をまとめています。
原因③:不要なオプションが残っている
不要オプション(使っていないのに払い続けているサービスのこと)も、地味に効く原因です。
具体的には、こんなものが請求書に紛れています。
- 端末補償(壊れたとき用の保険):月600〜1,000円
- 動画・雑誌の見放題サービス:月500〜1,000円
- セキュリティアプリ:月300〜500円
- 留守番電話・キャッチホン:月300〜400円
「契約時に勧められて、よく分からないまま付けた」というパターンが多いです。
1つひとつは小さくても、合計すると月2,000〜3,000円になっていることもあります。年間で見れば3万円超えです。
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オプションの「探し方」「外し方」をマイページの画面付きで解説した記事です。これだけ読めば、月1,000〜2,000円は今日中に下げられます。
原因④:端末分割払いで割高になっている
端末分割払い(スマホ本体を月々分割で支払う方式)も、料金が高く見える大きな要因です。
最新のiPhoneを大手キャリアで購入すると、本体だけで月3,000〜5,000円が請求書に上乗せされます。
これに通信料が加わるため、合計で月1万円を超えるのは珍しくありません。
「料金プラン」と「端末代」が一緒に請求されているので、プランを安くしたつもりでも下がらない、という勘違いが起きやすい部分でもあります。
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端末代と通信料を切り離して考えたい方は、乗り換える時期の見極め方を先に押さえておくと損が出にくいです。
原因⑤:割引対象外になっている
本来効くはずの割引が、実は適用されていないケースです。
代表的なのは2つです。
- 家族割(家族で同じキャリアを契約すると割引される仕組み)
- セット割(自宅のネット回線とスマホをセットにすると割引になる仕組み)
家族の誰かが乗り換えたタイミングで家族割の人数が減って、こっそり割引が外れていることがあります。
また、自宅のインターネット回線とキャリアの組み合わせがズレていて、セット割が効いていない方もよく見かけます。
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「家族でまとめると本当に得?」を、年間費用で比較したのがこちらです。家族の人数別にどっちが安いか結論まで書いてあります。
自宅のネットがドコモ光の方は、セット割を入れるだけで月1,100円下がります。条件と落とし穴をまとめました。
5つの原因と「月の損失目安」一覧
| 原因 | 月の損失目安 | 対策の方向 |
|---|---|---|
| ①プラン放置 | 3,000〜4,000円 | 同キャリア系のオンライン専用プランに変更 |
| ②データ容量過剰 | 1,000〜2,000円 | 使用量に合ったGB数のプランへ変更 |
| ③不要オプション | 1,000〜3,000円 | マイページから個別に解約 |
| ④端末分割割高 | 2,000〜4,000円 | 端末は中古・型落ち・SIMフリーで購入 |
| ⑤割引未適用 | 500〜1,500円 | 家族割・セット割の適用状況を確認 |
| 合計 | 月7,500〜14,500円 | すべて当てはまる場合の最大値 |
すべて当てはまるケースはまれですが、2〜3個重なっているだけでも月5,000円以上の差が生まれます。1年放置すれば6万円超の機会損失です。
- 料金が高くなる原因は、突き詰めると5つに絞られる
- 影響が大きいのは①プラン放置と④端末分割
- 2〜3個重なるだけでも月5,000円以上損していることがある
自分の原因を特定する3ステップ
原因の候補がわかったら、次は自分の請求書のどこが該当するかを確かめます。
難しい作業はありません。所要時間は5分ほどです。
ステップ1:請求書を出す(紙 or マイページ)
方法は2つあります。
- 紙の請求書:郵送やコンビニ払いの方は手元にある請求書を用意
- マイページ:各キャリアのアプリ(My docomo/My au/My SoftBank)にログイン
マイページなら過去6か月分くらいさかのぼれるので、推移も見えて便利です。
ステップ2:内訳を確認する
次の4項目に分けて、それぞれいくらか書き出します。
- 基本料金(プラン代)
- オプション料金(補償・見放題・セキュリティなど)
- 端末代金(分割払いの残り)
- 割引(家族割・セット割・学割など)
請求書の中で「あれ、これ何だっけ?」という項目があれば、原因の有力候補です。
ステップ3:5つの原因に当てはまるかチェック
あとは、ここまで見てきた5つの原因と照らし合わせるだけです。
- 基本料金が4,000円以上 → ①プラン放置の可能性
- データ容量が20GB以上で実使用が少ない → ②容量過剰
- 知らないオプションがある → ③不要オプション
- 端末代が請求に含まれている → ④端末分割割高
- 割引欄が0円または少ない → ⑤割引未適用
自分は①と③の両方が当てはまっていました。プラン変更とオプション2つの解約だけで月7,200円 → 2,970円、差額は年間で約5万円。やってみたら拍子抜けするほど簡単でした。
自分の原因が見えたら、まずは現在のキャリアのオンライン専用プランを確認するのが一番ハードルが低いです。電話番号もそのまま、店舗に行かなくても切り替えできます。
※ ドコモ→ahamo/ソフトバンク→LINEMO/au→povo が、もっとも切り替えしやすい組み合わせです。
- マイページなら5分で内訳が確認できる
- 「基本料金」「オプション」「端末代」「割引」の4つに分けてチェック
- 5つの原因と照らし合わせれば、自分の損ポイントが見えてくる
原因が分かったら次にやること
原因が見えたら、いきなり大きな乗り換えに動かないのがコツです。
まずは影響が大きく、かつ手間が少ない順に手を打つのがおすすめです。
- ① 不要オプションの解約(マイページから即日OK)
- ② データ容量の見直し(プラン変更で翌月から反映)
- ③ 同キャリア系のオンライン専用プランへ変更(電話番号そのまま)
- ④ 必要なら他社へ乗り換え
つまり「いきなり乗り換え」ではなく、解約 → プラン変更 → 必要なら乗り換えの順番です。
正直、自分も「乗り換えなきゃ下がらない」と思い込んでました。でも実はオプション解約とプラン変更だけで半額近くまで下がります。乗り換えはその後で大丈夫です。
- いきなり乗り換えず、解約 → プラン変更 → 必要なら乗り換えの順
- 不要オプションの解約はマイページから即日できる
- 同キャリア系のオンライン専用プランなら電話番号もそのまま
まとめ|原因が分かれば、対策は自動的に決まる
あらためて、スマホ料金が高くなる原因はこの5つです。
- プラン放置
- データ容量過剰
- 不要オプション
- 端末分割払いでの割高化
- 家族割・セット割の未適用
大事なのは「節約方法を全部やる」ことではなく、自分に当てはまる原因だけを直すことです。
原因がはっきりすれば、対策はそれだけで自動的に決まります。気合いも知識もほとんど要りません。
ここまで読んで、自分の原因が見えてきた方は、まず現在のキャリア系列のオンライン専用プランをのぞいてみてください。料金シミュレーションだけなら無料で、申し込まなくても今いくら下がるか確認できます。
迷ったらこの2択!
さいごに
自分も、5年以上同じプランで月7,000円を払い続けていました。原因に気づいてからは、対策はほんの30分で終わりました。
「なんとなく高い気がする」が「ここが原因だった」に変わるだけで、毎月の安心感がまったく違ってきます。
まずは請求書を1枚出すところから。それだけで、5分後の自分が損か得かがはっきりします。同じように悩んでいる方の、最初の一歩になればうれしいです。


